アガベリアオーナーゆかも2018年にアレッテ蒸留所を訪れて勉強してきました。
最も古いテキーラ蒸留所の1つ、アレッテ蒸留所。昔から変わらず使っているオリジナルの自然酵母、7年以上栽培のアガベ使用で、添加物一切なし!ヘッドとテールを大幅にカット、スムースで美味しい!
~メキシコの名馬の名を冠したテキーラ「アレッテ」~
1948年に開催されたロンドン世界大会の障害馬術でメキシコが見事に優勝を飾りました。片目が見えないハンデを乗り越えた優勝馬「アレッテ」。情熱と強さを表現したいという思いでこの名前を付けました。
アレッテは、エドゥアルド・オレンダインとハイメ・オレンダインの兄弟によって、テキーラ村の中でも最も古い蒸留所のひとつで50年に渡り作り続けられている伝統的なテキーラブランドです。
〈アレッテが出来るまで〉
7年以上栽培したバジェス地方のアガベを使用し、アウトクラベで15時間、またはマンポステリアで15時間かけてアガベを蒸し上げ、その後釜の中でアガベを冷ましたあと、4段階のローラーミル(シュレッダー)でゆっくりとすり潰すようにアガベジュースを搾汁します。
オリジナルの自然酵母で自然発酵しステンレス製の発酵槽で4日間かけて発酵します。添加物は一切加えずに「アガベアスル」と「水」と「酵母」のみを使用しています。
蒸留器は2種類のサイズを使い分け、大きめサイズで1回目。続いて少し小さいサイズで2回目を蒸留します。メタノールや苦みのもとになるヘッドとテールは大幅にカットされ、ブランコは蒸留所2ヵ月寝かせて落ち着かせてからボトリングされます。
〈味わいの特徴〉
ハーブなどの爽やかなグリーンの香り、柑橘やホワイトペッパーのニュアンス。ナッツのニュアンスも感じバランスがよく口当たりは滑らか。味わいは優しく、スムースな中にしっかりとアガベを感じます。